ベルファーストを訪ねる (2) 
  C. Queen's University 

 ベルファースト市南部の文教地区でもある The Queen's  
 University of Belfast クイーンズ大学を訪問する。しばらく
 バスを待ったが予定時刻を20分も過ぎても現れず。限られ
 た時間で行動していたのでやむなくタクシーを止める。

 大学にはすぐ着いた。やはりベルファースト市自体がこじ
 んまりとした街と言える。チップを入れても3ポンド、¥600
 チョッと
ですんだ。
  
 大学のキャンパスはひと気はなく静かだ。ダブリンのトリニ
 ティ大学のように観光のルートではない。表のキャンパスに
  入れたが、残念ながら校舎の奥には入れなかった。

   大学の前の道で見かけた女性達。学生かどうかは判らな
 い。ダブリンのページで紹介しているように現在のアイルラ
 ンド大統領 Mary McAleese 女史はこの英国のクイーン
 ズ大学の法学部の卒業生でありまた教授でもあった。
 



            

   D.  Ulster Museum 


  

                  大学からベルファーストのBotanic Garden 植
 物園は歩いてすぐだ。南に進めば公園の門があ
 った。ここは正面入り口とは別のようだ。
 しかし緑の芝生の先を行った数名が走ってきた
 係員に呼び止められていた。すると彼等は引き
 返してきた。私の方にも来た制服の男性は
 「申し訳ないですが今日は植物園で催しがあっ
 て一般公開できません」
 と言われた。ここまで来て残念だがやむをえない。
 
 その公園の中にある Ulster Museum アル
 スター博物館に寄ることにした。北アイルラン
 ドの古代から現代までの歴史の展示や科
学の発展を辿る道具や機械の実物なども
展示されていた。エジプトのミイラは大
英博物館を思い出した。ここはどちらか
と言えば子供達向けの博物館であろう。



                  
 ダブリンへ戻る汽車は夕刻4時10分の次は2時間
 後になってしまう。 そんな時間を気にしながら博
 物館にあったカフェで少し遅いランチにしていた。
 カフェのテーブルの下は植物園の緑が広がってい
 た。

     
        タクシーが掴まらないと困るのでクイーンズ・カレッジの前で少し早めにタクシーを探
        す。やっと捕まえたタクシーでベルファースト中央駅に向かった。大学前から東へ出
        て全くひと気のない道を走った。一旦北の都心に出ることはなく初めて見るベルファ
        ーストの風景があった。結構時間がかかったがやがてラガン川が見えてきた。それ
        でも駅前にはチップ込みで5ポンド、\1000チョッとで着いていた。

                
      写真上左: ベルファースト駅には結構早めに着いてい
   た。駅の周りには何にもない。私は少し歩いてラガン
   川の辺を撮っていた。何隻かのヨットも浮かんでいた。
 写真上右: 駅のカフェ。隣で写真を撮っていた家族に声
   を掛ける。お父さんは
   「彼女は私と違って写真が上手ですから」
   カメラを奥さんに渡すと、彼女がシャッターを切ってくれ
   た。ベルファーストで私の唯一の写真である。
 写真左: 帰りの汽車はもうダブリンに入っていた。ダブリ
   ン湾の風景。


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