ナルヴァを訪ねる  

       ツアー3日目 、7月15日(金曜日)はモーニング・コールは6時半。
      今日はエストニアのピリタを8時定刻に出発してナルヴァを経由ロシ
      アに入国。夜にはサンクトぺテルブルクに。


  

 
  ピリタを出発して何時間たったろうか。バスの走る
  両サイドは緑の畑や林が続いていた。人家も見な
  い。やっと小休止のストップ。土産物と軽食のレス
  トランの一棟があった。エストニアのクローネを使っ
  てしまいたい人達はあれこれと小物を買っていた。
 途中の草原には時々野草の花々が咲いていた。
  私はそんなエストニアの国の風景をバスの車窓から
  撮っていた。北国の夏の姿。
                               
   
                                       
  ピリタからおよそ210キロひたすら走りエストニア
  の東の端ナルヴァに到着。この町の住民はロシア
  人が多いと言う。ランチをご一緒した篠原夫妻。
  千葉県の鎌ヶ谷市からの参加。若い頃はドイツの
  デュッセルドルフに5年も駐在したと言う。
 ロシア国境のナルヴァ城を見学する。13世紀のデンマー
  ク支配時代に出来た要塞がその元になると言う。第2次
  世界大戦ではソ連に爆撃を受け半壊したが、現在は修
  復されていた。同じ敷地にはレーニンの立像が残ってい
  た。
  国境の川。手前はエストニアに陸続き。向こう側は
  ロシア領になる。
 ナルヴァ城。右手の遠景はロシアの城砦である。
 対岸はロシアのイヴァンゴーラド城である。まさに
 エストニアのナルヴァ城と対峙する。
 ナルヴァの街のレストランKingでランチ。なかなかユニーク
  作り。特にチョッと和風な3階が面白い。


   午後12時20分エストニアの出国手続き開始。入国管理官により全員の
   パスポートが回収される。いよいよロシア入国を控え皆に張り詰めた空気
   が流れる。バスの中から出入国のゲートのオフィスが見えるが、ロシア側
   から歩いてエストニアにやって来る人々の姿が
続く。

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