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Tarskoe Selo
Petrodvorets

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   サンクトぺテルブルクを訪ねる(1)  
 САНКТ ПЕТЕРБУРГ     2005年7月


 1. ロシア入国・ホテル

 7月15日(金曜日)ナルヴァでランチを済ませ 午後にはエストニアを出国。続いてロシ
 ア入国手続き。トラックやセダンが何台も手続き待ちをしていた。炎天下で車は皆窓を
 開けている。確かにク―ラーのない車も珍しくないが我々のバスもエンジンを止めると
 クーラーは止まった。

 それでも30分後には入国手続きのためにバスを降りて出入国管理事務所に入った。
 中はさすがに涼しい。しかし妙な緊張感がある。一列に並んで一人ずつ制服姿の入
 国管理官の前へ向かう。私は 「ドーブルイ デェーニ」 と声をかけると若い管理官は
ニコッと微笑んだ。私はパスポートを受け取ると
「スパシーバ」   





  

                       

 ロシアに入国すると気のせいかバスの揺れ
 がきつい。入国手続きでは1時間以上かか
 ったが添乗員の話しではスムーズに行った
 由。ソ連時代とは比べ物にならない様
子。
 今回手荷物検査を免れたが実はバスの
 運転手を通じて係官に袖の下が渡されてい
 ることを後で知った。

                             

  
ロシアに入って何時間経っていただろうか。
  もう30分程でサンクトぺテルブルグと言う町で
  バスがストップ。大きなスーパーマーケットで
  トイレタイム。それまで全くバスを止められる
  場所がなかった。
 

           サンクト・ぺテルブルグ市周辺図from 「地球の歩き方ロシア」
 
 夕刻やっとサンクトぺテルブルグ市内に入った。
 結構車も込んでいる。バスの前を走るトロリーバ
 スも随分くたびれている。ロシア車のLADAを始め
 ボディがへこんだまま走っていたりする。見かけた
 日本車のいすゞやマツダは良い方だ。
 バス停で待つぺテルブルグ市民。何故か景色として
 うらぶれた感じがつきまとう。
   
 午後7時過ぎホテル・モスクワに到着。ロシアのホテル
 では宿泊者のパスポートを一旦総て預かる。その上で
 個人のデータも総て記録される。ソ連時代のままか。
 このホテルの左右はとてつもなく長い。エレベータを
 降りると静まりかえった廊下を歩き続ける。6階の自
 室をカードで明けるとパーと前が開けた。窓外の景色。
   
 途中バスが止まったスーパーには両替所もあった。
 ロシアの通貨は紙幣でも未だ日本国内では取り扱い
 出来ない。ここではとりあえず$50分をルーブルに
 換金した。1,398 RUR. $=¥110として
 1R=\3.9 の計算になる。これは後日ホテルでの電話
 代を払ったクレジットの引き落としの公定レートの
 1R=¥3.965とほぼ近い。
 横に長いホテルのビルの左翼はネヴァ川に面
 している。私の部屋からはアレクサンドル・ネ
 フスキー橋とネヴァ川が眼下に広がる。この風
 景は見事だ。



                            

                      
  
私が事前に仕入れていたロシアに関する情報ではソ連時代程ではないが、 トイレは汚く、街では思わぬ危険やト
 ラブルがおきる。しかし我々が着いたホテルは西ヨーロッパのホテルと大差なく、洗面もきれいだし、おまけに冷蔵
       庫もついており一安心。特に水道水は飲まないように聞いていたのでミネラル・ウオーターを入れる冷蔵庫は助かる。
                                

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