サンクトぺテルブルグを訪ねる(3)

  
                   3. エルミタージュ美術館
             (
Государственный Эрмитаж)              

                                  
 
 午前中市内の主だった観光名所を回りランチ        は名物の壺シチュー。午後からはぺテルブル
 グ
のハイライト、エルミタージュ国立美術館訪
 問。この街を訪れる外国人のお目当てはまず
 この美術館。私自身来る前から18世紀ロシア
 ・バロック様式と言われるグリーンの外観の
 建物に惹かれていた。

 もちろんその収蔵品もロンドンの大英博物館、
 パリのルーブル美術館とも並び称される程。
 最初はエカテリーナ2世の私的な美術館がス
 タートである。
      
                        
 エルミタージュ美術館の正面。宮殿広場からの撮
 影。ロシア国旗が風になびく。回りには彫刻像が立
 ち並んでいる。
 
        これは美術館の入場券。 価格は100ルーブルとなっていた。約¥400とそんなに
          高くはない。しかし館内で写真を撮る人からも同じく100ルーブル徴収する。
          フラッシュはたけない。私には欧米の美術館で有料で撮影の経験はない。
 
 これは裏のネヴァ川沿いの風景。我々は外国人
 団体の予約ですぐ入場出来たが個人一般は長時
 間並んで待つようだ。
 美術館は冬の宮殿を中心に5つの建物から構成
 された1000室にも及ぶ広さである。
 これは翌日ピョートル大帝の夏の宮殿を訪ねた
 帰り道のネヴァ川の船上からの撮影である。
 美術館の正面の階段を上がった所。今日は土曜日でも
 あり館内は大変な人だった。
 
 美術館と言ってもやはり女帝の宮殿。翌日訪ねた
 エカテリーナ宮殿程金ピカではないが豪華で立派
 な内装は目を奪われる。
 これは女帝の玉座?  英国製金の孔雀の工芸品である。
 豪華な馬車。そして後方の花瓶。  これは有名なマチスの絵。壁面全体のとても大きな
 作品である。
 
 この絵はすぐ判るタヒチのゴーギャンの作品。  人込みの中フラッシュたけず、三脚なしで絵画の写真を
 撮るのは容易ではない。ピンぼけが多い。これは良く撮
 れた部類
に入る 。ラファエロの聖母子像。
 同じくヨーロッパ近代絵画のヴァン・ゴッホの作品。
 フラッシュの反射光が邪魔。
 この彫刻の題名は覚えていないがミケランジェロ
 の作品である。
 美術館の前の宮殿広場。広場の中央には
 アレクサンドルの円柱が建つ。これはナポレオン
 戦争の勝利を記念したもの。向かいの建物は旧
 参謀本部。
 旧参謀本部の中央は凱旋アーチ。アーチの上
 馬車に乗った勝利の女神像。


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