サンクトぺテルブルグを訪ねる(4)


                   4.食事・土産店・バレー・地下鉄

                                                                             3泊4日のサンクトぺテルブルグ観光。英語
 が通じず政治的リスクさえ心配なロシアでは
 自由時間がなく総てガイド、添乗員付きの行
 動
はトラベル・エージェントの配慮とも言える。

 早朝から夜遅くまでスケジュールが詰まって
 いた。私自身ホテルを一人で出られたのは
 ロシアに着いた翌朝7時と最後の夜の10時
 過ぎの2度だけだった。
 午後エルミタージュ美術館の3時間の見学
 を終えて夕食へ。ストロガノフの名の故郷で
 今晩はビーフストロガノフ。写真は同じテーブ
 ルの左は鈴木添乗員。右側は駒込からの大
 橋親子のお二人。
 7月17日(日曜日)午前中旧プーシキン市のエカテリ
 ーナ宮殿から一旦ぺテルブルグに戻る。赤蕪スープ
 の名物ボルシチのランチ。 『ねずみ』と言う名のレス
 トラン。室内もご覧の通りねずみの絵や置物ばかり。
 右端は大橋由佳さん。

 この日はピョートル大帝夏の宮殿から戻り夕刻には土産
 店へ。ツアーとしては2軒目になる。ウオッカが$7と$2
 2の2種類しかなかった。せっかくだからと思って良い方を
 選んだ。流暢な英語を話したショップ・アシスタントのアレ
 クサンドラさん。
 
 16日(土曜日)は夕食の後8時からチャイコフスキー
 の『くるみ割り人形』のバレー鑑賞。芸術広場近くの
 イタリア通りのミュージカル・コメデイ劇場にて。劇場
 中の階段。幕間には盛装の紳士、淑女がワイン片手
 にロビーで歓談する様はここはパリかと思うほど。

 代金はツアー込みであったがチケットには950ルー
 ブルとあった。約¥3,800ほど。ロシア人の所得から
 すれば決して廉いとは言えない。
 ここも芸術広場のすぐ近く。5星のグランド・ホテル・ヨーロ
 ッパ前。サンクトぺテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
 の指揮者ユーリ・テミルカノフのコンサート案内。
 ピョートル大帝夏の宮殿からの帰りは船。ぺテル
 ブルク市内に入ってネヴァ川の風景。
 ネフスキー大通に面したモスクワ駅。ここから鉄道で
 モスクワに出られる。バスの中からのスナップ。
 ぺテルブルグ最後の夜。夕食から帰って一度も乗
 る機会のなかった地下鉄にトライ。ホテルのすぐ近
 くのアレクサンドラ・ネフスキー駅を探す。しかし何
 故か入り口はクローズしている。まだ10時なのに
 何故?しばらくネフスキー大通りを一人歩く。
 ホテルへの帰り道で偶然地下鉄駅を発見。なんと泊って
 いるホテル・モスクワの端にその入り口はあった。ガイド・
 ブックで承知していたカッサでジェトンと言う専用コインを
 買う。7ルーブルとコインを出すと料金はジェシャーチ
 (10)・ルーブルだと言う。値上がりしていた。日本とりわ
 け東京では左側に立つがこの国では皆右側に立ってい
 る。 ロンドンや大阪と同じだ。 
 ロシアの地下鉄は地の底へ深く下る。距離が長いだ
 けにスピードも速い。日本の倍速で下る。一説には核
 シェルターの役割を持つとも言われる。20余年前初め
 て乗ったワシントンの地下鉄も深かったがそれよりも
 遥かに深い。
 ネフスキー駅は2ラインが走っている。最初の4号線のフォ
 ームはこれは廊下かと思った。暫らくして廊下の片側がド
 アとして開いた。それは丁度各車両の扉の幅だけが開き
 乗客が降りてきた。私が行くマヤコフスキー駅は3号線。
 たどり着いたこちらのフォームは日本と同じように両サイド
  には仕切りはなくレールが見えた。


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