プラハを訪ねる (1)
     A  2000年





  7月14日(金曜日)夕刻7時にチェスキー・ク
  ルムロフからプラハのホテル・ホリディーイン
  に着いた。ホテルはビルの中央が塔のように
  高くなっている。ホテルの前身は何か由緒あ
  る建物ではなかったかと思わせる。

  階段を上がって回転ドアを中に入ると赤い絨
  毯の広いロビーにつながる。更に正面には幅
  の広い絨毯の階段が続き、そこが夕食の時
  判ったがホテルのメインレストランであった。


  (Mr.Yosihara, Maki and Mr.&Mrs.Yaguchi)







        (ホリデ―インを出発の朝)            

  7月15日(土曜日)朝9時過ぎバスでホテルを出発。穏やかな表情をした中年のブロンドの女
  性が今日のガイドである。ブダペスト同様日本語を話す現地ガイド。

  バスは小高い丘のプラハ城へ向う。それはプラハ市内の中央を流れるヴォルタバ川沿いのフラ
  チャニの丘にある。城の近くでバスを降りると、添乗員、ガイドの後に従う。城内の敷地にはごく
  普通の建物が並んでおりおよそこれがヨーロッパのお城という造りではない。

                                       黒っぽい二本の塔が立っておりこれが聖イージ
ー教会だろうか。なんでも修復の工事中との説
明だった。その後ツアーの一行が入ったのは聖
ビート教会。このプラハ城の中庭に聳えるゴシッ
ク様式の教会。

教会の中はアルフォンス・ミューシャらアールヌ
ーボーの芸術家による華麗なステンドグラスに
飾られていた。

聖ビート教会を出た後30分の自由行動になった。
城内の奥まった所に黄金の小径と言われる細い
路地がありレストランをはじめ思い思いの小さな
お店が続いている。これはかつて兵士達の宿舎
であった所とガイドブックには紹介されている。    

            
                           
プラハ城内をガイドの案内で歩く。旧王宮の建物群。
 黄金小径。ヨーロッパの色々な国からの観光客が多い。  こちらも黄金小径。土産店が軒を連ねる。一時期
 フランツ・カフカが住んでいたと言う小さな家がある。






 プラハ城を下った我々一行は有名なカレル橋に出る。
 プラハ市内を悠然と流れるヴォルタバ川に架かる幅の
 広い長い橋だ。15世紀建造と言うこの橋の欄干には
 両側に聖人達の彫刻像が立ち並ぶ。写真や絵はがき
 を並べたような簡単な店の幾つかが橋の路上で商売を
 している。



















          (カレル橋の老音楽師)

 私はプラハ城を下る時から添乗員の持田さん
 には皆の集合写真を撮りたい旨伝えてチャン
 スを窺っていた。
  人通りの多いカレル橋上で三脚を使って遠隔シ
ャッターの瞬間的撮影にトライした。日本に帰
ってプリントをした時、皆さんの表情も明るく、
お節介なおじ さんを恨んでいる顔は見当たら
ずホッとした。









                                     (カレル橋下から望むプラハ城)







(Full Members of our Tour on Charles Bridge<Karluv Most>)



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