ディンケルスビュールを訪ねる  
           A   2002年6月



6月27日(木曜日)朝自由時間を終えると
10時半にローテンブルグをバスで出発する。
およそ50キロで Dinkelsbülhlである。

途中の道で出会ったラウンド・アバウトは
英国では承知のロータリーの交差点である
が、ここドイツの田舎道にもあった。しかも
英国ではあまり記憶のないサークルの中
央には美しく花々が咲いていた。





     (ドイツにもラウンド・アバウト)

                                   

  ディンケルスビュールはこの街道の中
  でも人気の町の一つである。城壁と水
  濠に囲まれた小さな町。石畳にカラフ
  ルな木組みの家々が並ぶ美しい町。

  ドイツの中でも第2次世界大戦の被害
  は少なく中世がそのまま残されている
  貴重な町。

  我々の滞在は1時間となく忙しく見て
  回った。





                                                                     (町を取り巻く水濠)









  




  

  (ティンケンスヒュールの私)

         

                                  (ディンケンスビュールの家々)
               

  ネルトリンゲンを訪ねる 
      A  2002年6月



  ディンケンスビュールを出発して30キロ余。
  Nördlingen に到着する。バスを駐車場に止め
  るとネルトリンゲンの城門の手前でレストラン
  に入る。もう一時半になる。少し遅いランチ。

  今日のデザートは甘いケーキではなくアイス
  クリーム系で助かった。私の左隣はもう一組
  の新婚さんで彼女はワインはほとんど残して
  いたが、ビールを飲んだ彼がそのワインもしっ
  かり飲んでいた。茨城県から来たと言う彼は
  「今朝は4時に家を出ました。車で送って貰い
  成田には6時台に着きました。」

  8時集合でフライトは10時だった。しかしフラン
  クフルトからの便の遅れで結局飛び立ったの
  は11時40分の事を思えば彼らは成田で半日
  も待っていたのだ。



   (Nördlingen)
  
  ネルトリンゲンは卵型の城壁に囲まれた中世
  の街。街の中心にはザンクトゲオルク教会が
  ありそこには90メートル程のダニエルの塔が
  ある。希望者だけがこの塔の階段を上った。

  私は写真を撮りたいばかりに他の10人程の
  人々と一緒に添乗員の後に続く。狭い石の階
  段、そして途中からは木の階段を300段と上
  る。途中降りてくる人がいなくて助かった。頂
  上のすぐ手前の踊り場に小さな机を置いてお
  爺さんが1.60ユーロのチケットを売っていた。

  そこから10余段を上がると塔の外周に出た。
  そこにはアッと息を呑むほどの景観が待ってい
  た。文字通り360度の展望が開け、城壁内
  のオレンジ色の民家の屋根、それを取り巻く
  緑の風景。

                                      (ネリトリンゲンへの城門) 
  
  
                                  塔の裏側に回るとチョッと風が強い。そして
 一部の方角は家並はなく畑や木々が広が
 っていた。しかし苦労して上った甲斐は充分
 にあった。写真も結構撮っていた。
                                                                       (ダニエルの塔に登るチケット)                                                  へ
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