ドイツの旅  GERMANY
                                                        
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    フランクフルトを訪ねる
            A 2002年6月―7月
Frankfurt 1991(1)
Frankufurt 1991(2)
Rüdesheim
Heidelberg
Rothenburg
Dinkelsbühl
Nördlingen
München
Füssen
  



           

                 
   


ドイツのロマンチック街道からスイスに抜
けてパリに出る7泊9日のツアーに参加。
スイスは初めてのコース。フライトはドイツ
のルフトハンザ。そのためまずフランクフ
ルト・マイン空港からドイツ入り。

今回初めて買ったデジタル・カメラのキャ
ノンPower Shot S30 を持参。フィル
ムに当たるコンパクト・フラッシュのカード
はカメラについているのは16Mで一応の
画質を維持して40枚程度しか撮れない。
                


 
                    

            



旅行用には192MBのCFを買った。 これなら900枚は充分
撮れる計算である。ただバッテリーは撮る度に液晶モニターを
使う為100枚単位の撮影で切れてしまう。そのため現地での
充電は必須である。

そこで問題になるのが行き先のソケット。私はドイツ,スイス,
フランスの一般的な2穴ソケットに対応するCタイプの変換プ
ラグとさらに万一のことを考えてマルチ・ タイプのSEプラグも
準備した。キャノンのバッテリー・チャージャーは100V−24
0V対応でありヨーロッパの電圧は問題ない。

  成田空港午前10時発のフライトはフランクフルト
  からたので、1時間40分遅れて出発した。         

  機内では持参のキャノンをテストするように食事
  時間には日本そばもある機内食を写す。それだ
  けではいかにも無機質。食事を運ぶスチュワーデ
  スもトライ。やや大柄なゲルマン女性。

  11時間程のフライトで午後5時過ぎにはフランク
  フルトの西駅に近いホテル・メルキュールに入っ
  た。

  到着後はツアーの予定は特になく皆それぞれ
  の部屋に入った。この時期まだまだ日は高く、
  明るい。

  私は昔フランクフルトに出張した折全く観光す
  る時間がなく街はどこも知らない。今回のツア
  ーもフランクフルトは市内観光の予定もない。         
                                              

(フランクフルト市内 & ルフトハンザ機内
 2002)

             
  私はデジカメだけを持って1人ホテルを出ると脇に止
  めているタクシーのドライバーに声をかけた。
  「市内のダウンタウンまではいくら位で行ける?」
  「10ユーロくらいかな」
  と言う。私は市内の何処で降りれば良いか考えながら、ロビーで持ってきた市内地図で旧オペラ座
  を示した。ドライバーはそこからなら市内の主だった所は何処へでも歩いてゆけると言う。 実際旧オ
  ペラ座前で降りたタクシーのメーターは8.07ユーロだった。 ドライバーとブックフェア以来10余年
  ぶりの再訪だと昔話になり、気を良くしていた私は新札の10ユーロ紙幣を渡していた。


  

                                                                                           タクシーを降りると今日の国際サッカー試合はド
 イツが勝った事がすぐ判った。ドイツ国旗を持った
 若者達があちこちにいた。

 韓国との準決勝に勝ったドイツはいよいよ後ブラ
 ジルとの決戦である。フランスがあっさり負けた
 事を思えばドイツはむしろ予想外の躍進と言える。
 それだけにドイツは沸き立っている。    
         
 ハウプトバッヘ広場に出る。確かに見覚えのある
 ザンクトカタリーネ教会やデパートのKaufhof
 (カウフホフ)の看板。その先の道路からは車の
 ブザーが鳴り響く。ベンツの窓から上半身乗り出
 してドイツ国旗を振る若者達。 それを手を振って
 応える人々。
   
  広場のレストランには幾つかの大きなテントが
  張られていた。最初に目についたのは漢字の
  『辛口』である。アサヒはビールの本場ドイツで
  頑張っている。

  私が寄ったのは別のテントで、出されたのは
  ドイツの生ビールだった。何か食べるものも
  と言う私にウエイトレスが勧めてくれたのは
  中東風のパイ包み。中の肉は羊だろうか。
  チョッと辛いが不味くない。

  私のデジカメに興味を持ったAnkaにシャッ
  ターを切る。再現したモニターの写真を喜ぶ
  彼女。  




旧オペラ座 & Anka嬢
                                                                                                                                                           



私は裏通りに入って緑に囲まれた公園を見つける。
老夫妻が散策する姿が目に入る。先程の街の喧騒
が嘘のような静けさに包まれる。私は脇のベンチに
腰かけ池に泳ぐ水鳥をしばし眺めていた。


(フランクフルト市内の公園 & 
ホテルに戻った私)








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