ユングフラウヨッホを訪ねる  
      A  2002年6月



6月30日(日曜日)今朝は5時にモーニング・コ
―ルで起きる。今迄で一番早い朝。6時から朝
食をとってその30分後にはバスはホテルを出発。

今日はインターラーケンを出て Jungfraujoch 
に登る。下山するとレマン湖畔のシヨン城へ。更に
ジュネーブからは汽車でパリに出るという強行軍。

7時過ぎには標高796メートルのラウターブルン
ネルに到着。ここから登山電車に乗ってユングフ
ラウヨッホへ向う。

(登山電車)





                  

               
(ユングフラウヨッホ)
           




 途中2061メートルの地点クライネシャイデ
ック駅に到着。ここから蛇行しながら更に上
を目指す。車窓から迫るアイガー、メンヒ、ユ
ングフラウヨッホを仰ぎ見る。

アイガーグレッチャ―駅を過ぎてからはアイガ
ー、メンヒの山中のトンネルを走る。出発後お
よそ50分で終着駅ユングフラウヨッホに到着。
山中の地下駅を下車すると高速エレベーター
に乗り換え3573メートルのスフィンクス展望
台に出る。









  エレベーターを降りると全面ガラス越しに突然の銀世界が開けていた。正に
  目の前に西にはユングフラウ、東にメンヒ、南にはアレッチ氷河が一望できる。
  
  今日は快晴で風も弱くガラス張りを出て外のバルコニーへ。素晴らしい外気
  に直接触れまさに感激した。ユングフラウがすぐそこにある。思ったほど寒くなく
  空気が心地よい。
   


  下山ではクライネシャイデック駅で一旦下車してランチ。しば
  らくの休憩タイム。ここでも2000メートル余の地点で見上げ
るユングフラウの景観も素晴らしい。
  
  そしてここには日本のアルプス作家新田次郎の記念碑があ
った。我々のツアー以外にも日本の旅行者が目立つ。

  しばらくの自由時間の後更に登山鉄道を乗り継いで山を下る。
途中の駅でアジア系の若いペアが乗って来た。私の前の席が
一つ空いており彼女の方  が座った。どちらから話掛けたか
覚えていないが今開催中のワールド・サッカーの話になった。

                                           
 (ユングラフヨッホの展望台にて)         


                                                                         
                              
                              
 
 日本でも日韓共同開催で盛り上がっていた。私は素晴ら
しい韓国チームの活躍を称えた。

 今回は韓国の外資系企業に勤める彼がスイスで研修中
にこちらに会いに来た。 今日は彼も休みで2人でユン
グフラウに遊びに来たときれいな英語で語る彼女。
 
 
 (クライネシャイデック駅;左&下)



   クライネシャイデック駅で乗った登山電車
   を降りたのはグルント駅であったか。或い
   はグリンデルワルト駅であったか。我々は
   ここからバスで下山してシヨンへ向う。
   彼等はこの駅で乗り継いでxxxxxで行きた
   いと駅員に聞いていた。

    私はツアーの皆に付いてバスの待つ駐車
    場に向かっていた。ゆっくりと走り出し てい
    た登山電車から大きな声が聞こえてきた。
   一体何だろうと振り向くと、電車の窓を開け
   て上半身乗り出して二人の韓国人が私に
   向かって手を振りながらさようならと叫んで
   いた。

    もう忘れていた私は二人に気付いて慌て
    ていい旅をと手を振って応えた。そして
    さよならを言う為に遠くに歩く私を見つ
   けて手を振っていた若い韓国の夫婦に感激した。



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