ボートン・オン・ザ・ウオーター
       A    2001年7月


昨7月10日(火曜日)ウインチクームのスドリー
城をあとに7マイル南下して Cheltenham
入る。しかし大きな街での観光をパスして帰路
についていた。しかし夕刻にはボートン・オン・
ザ・ウ―ターに到着。明日の予定の所一旦下
車。

翌7月11日(水曜日) 2泊したアッパー・スラ
ッタ―を朝出発。ボートン・オン・ザ・ウオ―ター
へ直行する。最初におとずれたのはモデル・ヴ
ィレッジ。この町の1/9の模型である。敷地は
そんなに広くなくまだ観光客もあまりいなかっ
た。1930年代の建造と言うだけに小さな建物
も年輪を感じさせる。外の景色も結構借景に
なっている。

  

        (The Model Village)




私にはこの町の風景は、川岸の緑の芝生に太陽の日を浴びて肩から腕を出した若い女性や、上半身裸の若者が群がっている 雑誌の写真の記憶が強かった。避暑地のような華やいだイメージがあった。

今日のむしろ静かな光景が意外だった。しかしボートン・オン・ザ・ウオーターにはこれが本来の姿で似つかわしい。













      (River Windrush)



お昼はボートン・オン・ザ・ウオーターで食べていこうか。
何か日本への土産物はと店を見て歩く。
コンビニにミネラル・ウオーターを買うつもりで寄る。

するとその冷蔵庫の並びには何と寿司のパックを見つける。
4つ、5つほど入って2ポンド50、およそ500円弱。
ロンドンならともかくこんな田舎に。
確かに日本人観光客は多いが、
一体何処で作っているのかしら。

私はその後モデル・ヴィレッジの駐車場へ戻ると
車の中で寿司パックとクッキーをつまんでいた。
日本人のツアー客が何人も私の車の前を通るが、
チョッと干からびた海老の握りをほうばる日本人には
誰も気付かない。

     


                                                                            





   (Motoring Museum)

ウインドラッシュ川の突き当たりに自動
車博物館がある。私設のものでミュー
ジアムと言うほど大層なものではなかっ
た。1935年製のオースチンのタクシー、
1922年ヴァン型ボデイーのローバー1
8と言ったクラシック・カーから子供用の
玩具の自動車までが所狭しと並べてあ
る。自動車マニア一人のコレクションと
言う。



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