サイレンセスターを訪ねる |
A 2001年7月 |
7月11日(水曜日)午後、ボートン・オン・ザ・ ウオーターを出発。A249号線をCirencester に向けて一路南下。時速60マイル、およそ1 00キロのスピードで16マイルを飛ばす。 しかしサイレンセスターの街に入ってもホテル を探すのは一仕事だった。 「ハローハロー、こちら今晩お世話になる牧 ですが、ホテルの場所がどうしても判らない」 「今どちらにいますか?」 「パリッシュ教会の近くにあるスーパーの駐 車場にいます。あちこち探したが判らないの で悪いけど誰か迎にきて欲しい」 「今ホテルには人手がなく、申し訳ないけど すぐ迎に行ける人はいない」 「いや初めての街でとても困っている」 率直にこの外国人の置かれた状況を冷静 に伝える。さすがに理解してくれ 「私はピンクのスーツが目印よ」 「私はパリッシュ教会の前で野球帽を被って 待っているから」 「5,6分でそちらへ行きます」 |
(Corinium Hotel in Cirencester)
ホテルにチェックインした後もサイレンセスターではドライブは不成功で無駄な半日を過ごした。 夕方たまたまつけたテレビからは日本語が流れてきた。浜美枝の水着姿のボンドガールと言う懐かしい映画。そう言えば当時日本で話題になった00 7シリーズの一つだ。丹波哲郎の若いこと。 日本語の会話の部分は英語の字幕が出ている。昔神戸にいる頃三宮辺りの映画館で見たのを思い出す。 |
(A Scene from the
Dining Room of Hotel)
Barnseley House |
7月12日(木曜日)、今日はサイレンセスターか らバイブリ―経由オックスフォードへ。その後は 汽車でロンドンへ戻る予定。 サイレンセスターから7キロ程で Barnsley 。 バーンズリー・ハウスというプライベートガーデ ンがある。しかしオープンは10時からとしてあり 着いたのが少し早すぎた。雨が一層激しくなって 車のフロントガラス越しにハウスの外観だけを 撮る。17世紀から続くと言う庭は見ずにバイブ リーへ向う。 |