ダーリントンを訪ねる 
      A  1998年


                             (Blackwell Grange County Hotel)


午後4時半バスはヨークを出発した。
ヨークからさらに北へ向けてダーラム
地方のダーリントン市が今晩の宿。
およそ80キロはあろうか。

  『6時前、私達のバスは17世紀の貴
族の館と聞かされていたブラックウエ
ル・グランジ・カウンテイー・ホテル

着いた。バスが門を入ると左手は立
派なグリーンが開けクラブを振る人影
が見える。先の方はこんもりした森に
覆われている。』

      



















 



 『午後6時45分に1階のカクテル・バーに集合
と言う。・・・・・・・・・1階のレセプション・ホールの
前を横切って左奥がバーになっている。・・・・・・
ゆったりしたソファーの席の他、テーブル席が三
つ四つあり、すでにM親子が座っていた。奥の席
の外国人達もよく見ると私達のツアーの仲間だ。
・・・・・・・・Fさんも現れ早速私の横に腰掛ける。
・・・・・・7時になリ皆片手に思い思いのグラスを
持ってさらに奥のドアを開けデイナーの部屋へ
移る。』

                                     ( Maki & Mr.Fuse )


  

  (Mrs.Murata and her Daughter)

 『私の左隣のアメリカ人はステイーヴ・リー 
チと名乗り、家族とフロリダから来たと言う。
彼はタイはもちろんジャケットも着ていなか
った。 昼間のままか、茶系のチェックの長
袖シャツに下はGパン。やっぱりアメリカ人
だ。・・・・・・・・・・

 私はあらためてリーチ氏に
  「東京のマーケッテイングとコンピューター
 システムの会社で働いています」
 「私はフロリダ州立大学に勤めています。
 私の学生に日本人が2人いますよ。一人
  は成田と言います。もう一人はダイドー
 スチールという会社から派遣されていま
 す。』

 私の向かいの席はアメリカはフィラデル
フィアからのビジネスマンの家族だった。
一人息子のスペンサーはペンシルバニア
大学の学生という。アメリカ人の若者にし
てはえらく物静かな青年だ。
 












   
   










                                                                
  
   
(Dr.Learch & his Family)













  



(Mr. and Mrs.Kikuchi from Hokkaido) (Mr.Mash and his Family)


 
 ツアー2日目、バスは定刻の8時にはホテル  
 を出発した。ここダーリントンから国道A68号
 線をさらに北に向けてスコットランドへ走る。
  今日の目的地エジンバラまでは260キロはあ
 ろう。それでも昨日よりは近い。














    (Suburbs of Darlington)


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