ナザレを訪ねる   
         2003年11月


   


11月1日(土曜日)朝8時にコインブ
ラを発って一気にファティマ迄南下し、
バターリャに少し戻る。そして大西洋
岸に向けて Nazaré へと西に40キロ
ほど走る。

最初にバスで訪れたのはナザレの丘
の上オ・シティオ地区であった。110
メートルの眼下には大西洋の海岸線
とペスカドーレス地区の赤い屋根の白
い家並みが続く。



      (ナザレのシティオ地区断崖の上からの風景)
                                 

  

    断崖の上のシティオ地区にはノッサ・
    セニョーラ・ダ・ナザレ教会がありナザ
    レを守る守護聖人達が祀られている。

    その教会の近くでは観光客に色々な
    木の実を売る屋台のおばちゃんがい
    た。7枚の重ねたスカートを穿くと言う
    伝統的な服装である。





                        (シティオ地区のセニョーラ・ダ・ナザレ教会)

  断崖の下へはケーブルカーでも行ける。
  ツアーの我々はバスに戻りペスカドーレ
  ス地区へ向かう。浜辺の道へ下りる頃
  にはとても陽射しが強くなり、およそ11
  月初めとは思えない。光がキラキラして
  いる。

  今回の旅は初めてヨーロッパの晩秋で
  持ってくる衣類に迷ったが全般的に暖
  かい。ここナザレでは暑いといった方
  が正しい。浜辺に水着姿がないのが不
  思議に思えるほどだ。




         (プライア地区と言われる浜辺)
                                   

    今日のランチは前から楽しみだった。海岸通
     りの道を真っ直ぐ崖下近く迄歩き、その突き
     当りが Sao Miguel と言う名の見晴らしの
     良いレストラン。既に何組かの客もはいって
     いた。

     皆がお待ちかねのイワシ・グリル。つまりイ
     ワシの塩焼きである。普通日本で食べる大
     きさのイワシが三匹やって来た。添乗員の
     話ではこちらでは鱗はとっていないと言うが
     塩を振って丸焼きにしてあるので気にはな
     らない。


                                              (イワシの丸焼き)


   









   
       
      (浜辺で語らう二人の男達)             (日本かと思わせる干物干し)       


      女性はイワシの骨を残して食べていたが
      私は文字通り丸かじりした。よく焼いてあ
      り全く気にならない。それなりに美味しい。
      もちろんイワシに過ぎないと言ってしまえ
      ば愛想がない。
      
      テーブルの隣の夫妻は醤油を持参してい
      た。私も試しに少しイワシにかけてみた。
      塩味で充分なことを理解した。                               

     ランチの後30分ほどだが自由時間にな
      った。海岸通りには幾つかのホテルと共
      にお土産屋も軒を連ねていた。しかし私
      は残念ながらそれを覗いている時間はな
      い。カメラとデジカメを持って被写体に向
      かっていた。





                                (左の突き当たりはランチのレストラン)


 へ戻る      

       
     のトップへ戻る

     へ
 

(ナザレの中心ソウザ・オリベイラ広場)