ダブリンを訪ねる (2) 


   

  ダブリンは人口100万人程の日本で言えば仙台市、
  北九州市の規模である。しかし小さな街でも緑溢れる
  公園は幾つもある。あいの日にも拘わらずそこに憩う
  市民達の姿。豊さとは何かと思わせる。


   
  

  D. St.Stephen’s Green 

  


            

           

写真上2枚:ショッピングのグラフトン通りを
 抜けるとその先にセント・スティーブンス・
 グリーンと言う広い公園がある。
写真左: フェニックス公園と言う市内西部
 にあるとても広大な公園。ダブリン動物園
 もこの中にあった。712ヘクタールと言う
 広さは日比谷公園の約44倍にもなる。
写真下左: ホテル近くにあった小公園。こ
 の先に国立植物園がるが。
写真下右: セント・パトリック公園。



      

  E.  Temple Bar 


     テンプル・バーはリフィー川の南岸沿いに広がる石畳の通り一帯である。ダブリンの新
     しい文化の発信地と言われる。ギャラリーや劇場もある。しかしパブとレストランが目立
     つ。とりわけ夜は若者や観光客で賑わっていた。

  


      

         
写真下3枚: その名も The Temple Bar
 と言う有名な店。 Irish Music の生演奏
 も聞ける。
 写真上: 明るいがもう8時は回っていた。
  パブの外に立っている人は皆タバコを吸っ
  ている。アイルランドでは今年から公の場
  では一切禁煙。その為酒場でもタバコは
  吸えない。



写真左上:今時珍しいモヒカン刈りの青年。  写真右上: パブの帰り。ある店先にいたパブ
  のスタッフにシャッターを切って貰った。彼も
  私が撮った。




    テンプル・バーには3度来ている。Misoと言う名の店では遅いランチをとった。テーブル
    にはキッコーマンの醤油に割り箸が置いてある。タイガーというラガー・ビールにチャイ
    ニーズ・ヌードルが美味しかった。

    パーリアメント通りの The Front Lounge に入る。カウンターでハイネケンを1パイ
    ント。4.50ユーロ、およそ\600ほど。手前のテーブル席は客がいたが中は結構広い。
    トイレに立って奥まで行くと一段上に更にカウンターがあり多くの若者。未だ演奏はし
    ていなかったがピアノもある。私はグラスを持って奥のソファの一つへ移る。

    横にいた青年は『トイレに行くのでバッグお願いします』と私に言って席を立った。戻っ
    た彼に友達の青年が現れると立ち上がってキスをした。ここは大丈夫か?

          

  F  The Gresham Hotel  


  

         
 
               
   ダブリン市一番のオコンネル通りの真中にあ
る。1817年創業というダブリン屈指のホテル
と言われる。ジョイスの『ダブリン市民』の「死
者たち」の舞台でもある。アイルランドの歴史
の中にも登場する。独立戦争中にはマイケル・
コリンズの舞台でもあったと言う。

4階のダブルの部屋はキングサイズのベッド
にゆったりした空間。ロンドンが狭い部屋だっ
ただけに一層いい。 ダブルはガイドブックで
1泊食事ナシ190ユーロ(約\25,000ー)か
らとなっているが、私はインターネットでこれ
より廉く予約していた。同じホテルでもインタ
ーネット上扱うエージェントによって価格に開
きがある。

身体を伸ばしてゆっくり湯船につかるのは5日
ぶりか。日本人はやっぱりシャワーだけでは
もの足りない。


 


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