上海を訪ねる (1)   
    2006年10月

  10月15日(日曜日) 朝7時過ぎの杭州のホテルを出発して途中トイレ休憩を挟み
10時過ぎに上海に入る。
バスを降りると結構暑い。今日はまだまだ暑くなる。それ
に人も多い。最初に訪ねたのは上海東部の豫園周辺。上海に残された古い庭園と
商店街である。

1. 豫園・豫園商城

                                      高速道路を上海に入ると高層アパートが目立つ。
 上海は1400万人の人口、さらに地方からの出
 稼ぎが300万人いるという。彼等はいわゆる戸籍
 を上海に持たない人達。広い国とは言え大都会は
 人口密度は高い。                                       
16世紀、明代に造園された上海の名園が
今日最初の訪問地の豫園である。それに
隣接して昔からの商店街の豫園商城がある。
この一帯は高層ビルの林立する上海とは
違う世界である。
バスを降りて豫園に向かう。日曜日でもあり旗を
持ったツアーの列も多い。さすが上海、中国の地
方からの観光客も多い。豫園の辺りはビルと言う
より中国風の3階、4階の木造建築が建ち並ぶ。
豫園は江南の代表的な庭園である。
400年ほど前に明代の或る役人が親の
ために18年かけて造園したと言う。
かつては個人のものであったが20世紀
半ばからは一般公開されている。
庭園の中には幾つかの楼閣や池があり
迷路のように繋がっている。

写真右: 豫園入り口前の池の上に建つ
湖心亭と賑わう観光客。
写真左上: これは入り口に近い仰山堂で
あったか。
庭園内の狭い通路も楼閣の中も大変な人
でしばしば前に進めず。先のツアーの説明
が済むまで待たされる。稀には中国人ガイ
ドの英語やフランス語の案内も聞こえる。

写真左: 龍壁ー 塀の上を駈ける龍。中国
では何度か龍を見かけた。
豫園を出ると豫園商城と言われる商店街
だ。清時代からの朱色の木造建築が並ぶ。
同じ木造でも日本の古い木造建築とも全く
異なる。まさに我々がイメージする中国の
のそれである。
土産物屋はもちろん漢方薬やお茶の店もあれ
ば貴金属店やレストランもある。路は観光客で
ごった返し、旗を持つガイドに付いて行くだけで
も大変だ。「上海の浅草」と言われるのも頷ける。

建物には大きな広告、看板が立ち並ぶ。大きな
漢字や読めない簡体字。そして赤や青や黄色と
やたら原色が多い。街を歩いていて神経が疲れ
る風景だ。東京の街も決してセンスのある風景
ではないがまだましかと思わせる。
 豫園商城を散策して陸羽茶芸館と言う
 お茶の店に案内された。建物の正面エ
 スカレーターを上がった2階に大きなお
 茶屋。通路の入ってすぐ左手は各種の
 茶葉はもちろん急須や湯飲みなどの茶
 器が並べられたお店。右手の通路の左
 右には大きな個室が幾つも並んでいる。
 その一つに通されて中国式のお茶の淹
 れ方のデモを拝見し試飲した。若い中国
 娘が一生懸命の日本語で説明してくれた。


 その後ツアーの人達も結構お茶を買い
 求めていた。私は何も求めなかったが
 入り口で貰ったクーポン券でウーロン茶
 葉の缶が貰えた。
 お昼は豫園商城で点心料理のランチとなった。
 昨晩同様に9人ずつの丸テーブルについた。
 大きな中華料理店で一品ずつ出される点心は
 日本人の口にも合う味。
 ここでもやはりビールが一杯付いていた。
 追加のビールを頼んだ人は生温いのがきた。
 冷やしたのは今ないという。これだけの大きな
 レストランで。これも習慣の違いか。
 デザートはなぜかまたスイカであった。


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