ウッドストックを訪ねる
      2001年7月
 Woodstock 1978

 

   
 ウッドストックのブレナム宮殿には意外にスムー
ズに到着。車自身が比較的少なかった事も幸いし
たが、実際にはほとんど夢中で突っ走って来たと
言うのが本音。オックスフォードから10マイルほど
と聞いていたが、レンタカー屋の場所がオックスフ
ォードの北の外れで実際車のメーターではわずか
5.3マイル、約8.5キロに過ぎない。途中幾つか
出くわしたラウンド・アバウトも知らぬ間に通って
来た気さえする。



   (Corsa 1.2)


   レンタカー屋のおじさんに最初に説明を聞いた時
   の、よく聞き取れずあの絶望的な状況が嘘のよ
   うだ。広い敷地内の贅沢な緑の芝生の駐車場に
   誘導されると、やっと車で今イギリスの田舎訪問
   がスタートしたと実感する。          


   第2次世界大戦そして戦後のイギリスの顔、ウ
   インストン・チャーチルの生まれたこの公爵家は
   大変な英国貴族の名門か。





     (Entrance of Blenheim Palace 2001)
 

  

宮殿の建物は早めに切り上げ庭に出る。こちら
も又素晴らしい。丁度居合わせたアジア系の3,
4人のおじさん連れに声をかけてシャッターを切
って貰う。

「どちらかきたのですか?」
「日本の東京からです」
「自分たちは北京から来ました」
と言うと私に握手を求めてきた。

    

      (Blenheim Palace 2001)


                                   
                                                                    とにかく広い敷地。 宮殿の各部屋が立派で豪華なのには少しも驚かない。なにしろパレスだから。しかし宮殿を取り巻く敷地の広大さには正直圧倒される。宮殿正面前は遥か先に高い塔が立ち、沢山の羊達が小さく見える。その先も更に遥か緑の森が続く。一方裏に出てパレスの庭園から横手には湖がある。 パレスの後方は広い芝生が果てしない林に続いている。


ガイドに聞いた2000エーカーが一体どれほどの広さか、日本に帰って調べた所、245万坪、809万平米にもなり何と東京中央区に匹敵する面積を持つと記録されていた。桁違いの英国貴族ではある。


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