Washington 1983 
 Washington 1982 
 Washington 1981
ワシントンの旅
 
1999年6月 



『至れり尽せりアメリカ東海岸周遊8日間』のツアー
5日目。6月22日(火曜日)今日はカナダのナイヤ
ガラ・フォール市からワシントンに入る予定。


10時半ホテルを出たバスは米加国境のレインボー
ブリッジ
を渡る。橋上ではバスを下車することなく係
官が乗り込んできてパスポートをチェックして米国へ
入国。

12時半、バッファロー空港を発って空路ワシントン
へ向かう。ほぼ1時間後にはワシントン・レーガン・
ナショナル空港に着陸。


  (Arlington National Cemetary)


                                         

 空港では日系のガイドが合流して早速ワシントン 
 観光がスタート。私にとってはNY同様16年ぶり
 の再訪。最初の訪問地はアーリントン国立墓地
 Washington,DCからポトマック川を渡ったとこは
 ヴァージニア州のアーリントンである。

 ワシントンを訪ねた米国内外の観光客が必ず訪れ
 る名所でもある。真っ白な十字架や墓石が列をな
 す広大な墓地。強烈な陽射しがそれらの墓標に照
 りつける。ケネディの墓地は奥の一段上にあった。
 
 丁度その時救急車のけたたましいサイレンがすぐ
 近くに聞こえた。何事かと思えばケネディの墓地
 近く太った白人のおばさんが倒れており、まさに
 介護をうけているとこであった。太陽の日が眩しい。




                         (At Lincoln Memorial)


 その後訪れたのは緩やかな丘に建つ白亜のリンカーン記念
 堂。17,8年前のワシントン出張の折に一度立ち寄ったこと
 がある。巨大な6メートルのリンカーンの座像からまっすぐ眼
 下の先を見るとワシントン記念塔が屹立している。昔ここを
 訪ねた時には朝から雨で煙っていたことを思い出す。


 その後バスはワシントン中心部に戻り、そのリンカーンが18
 65年(明治維新の3年前)暗殺された現存のフォード劇場へ
 向かった。街中の劇場前では強い太陽をまともに浴びながら
 入場待ちとなった。劇場の中は意外に狭くしかし小奇麗にし
 てあった。


  (Ford's Theatre)
                                            

 

 途中バスの中から車窓見学に終わった米国議会
 とホワイト・ハウスは少し時間がとれるという。
 フォード劇場のあと一旦バスを降りてホワイト・ハ
 ウスまで歩く。道路から少し隔てて42代のクリン
 トン大統領のホワイト・ハウスを眺める。

 昔NY 駐在のM君とラガーディア空港からのシャ
 トル便でワシントンへ日帰り出張した折のホワイ
 ト・ハウスの主は誰だったろうか?多分40代の
 ロナルド・レーガン大統領だったと思う。


              (White House)


 夕刻5時過ぎにはバスで隣町のアレキサンドリア
 市へ移動。翌6月23日(水曜日)午後には再び
 ワシントン入りする。スミソニアン博物館前で一旦
 解散。ホテルへ戻る人のバスは集合が3時半。
 残って観光も自由。

 私は一人で航空宇宙博物館に入る。実物の軽
 飛行機や宇宙船の展示は昔訪ねた時と同様多
 くの観光客を惹きつけていた。外国人はもとより
 首都ワシントンには当然のことながら全米からの
 国民がやって来る。

        (The Capital) 
 見学の途中に突然館内で警報が鳴り響き一斉     
 退館になった。はっきりした理由も告げられず、
 やむなく一旦館外へ出る。 

 
 遥か向かいの国立美術館へ歩く。1941年に財閥
 メロン氏寄贈のコレクションを中心にオープンして
 いる。NY メトロポリタン美術館と肩を並べるアメ
 リカの代表的な美術館。

 ダヴィンチと言えばモナリザであるが他に2点しか
 ないと言う彼の肖像画の一つが特別展示されて
 いた。ここも2度目であるがゆっくりと館内を歩く。
 

                              (At National Air & Space Museum)                         
                                  


午後3時半、ツアーの7ー8割の人はバスでホテルへリ
ターン
と言う。松村君は残ってまだ見学すると言う。私は
自然史博物館にも行こうかと考えていたが結構歩き疲れ
たのでこれで切り上げることにした。

(National Gallery of Art)


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