ハンガリーの旅
HUNGARY
ブダペストを訪ねる |
A 2000年7月 |
Budapest |
Szentendre |
Herend |
Pannonhalma |
(Hotel Budapest & Frankfurt Airport)
7月10日(月曜日)朝10時35分成田発のルフトハンザ航空にて先ずフランクフルトへ。乗り継い
でブダペスト、フェリヘジ空港へ1時間半のフライト夕刻6時過ぎ。今回は東欧初めての旅。『魅惑の
東欧3ヶ国8日間―― ハンガリー・オーストリア・チェコ』と言うツアーに参加した。
ハンガリーはアジア系のマジャール民族と言われて
おりもともとは遊牧民である。しかしブダペスト市は
ウイーンより多い人口180万の東欧1の都会。
我々のバスは7時には円筒形の珍しい形のホテル・
ブダペストに到着。ロビーには丁度スペインからの
グループも着いていた。
夜8時半過ぎカメラを持って一人でモスクワ広場迄
散歩に出る。10分も歩くと賑やかな街に出たが、
ショッピング・センターらしきビルを見つけて中へ入
ってみる。店のデイスプレーやカラー、店員、客。か
つて社会主義国のイメージとは大分異なる。知らな
い国としてこちらが勝手に持っていた先入観の誤り
に気付く。
(Moscow Square)
ホテルへはこのモスクワ広場から出ているトラムと
言う市電に是非乗って帰ろう。車掌に聞くとメトロの
駅で切符を買ってこないと乗れないと言われ地下
へ急ぐ。95フロント,約40円弱。
7月11日(火曜日)、今朝は5時前に目が覚め た。昨晩フロントで聞いていた市内が一望でき ると言う15階に上がり朝陽を浴びるブダペスト の街を撮る。丘の斜面に赤い屋根、緑の木々、 遠くには教会の塔を望む。 |
(A View of Budapest from the Hotel )
午前中のドナウ川クルージングでセンテンドレ (Orszaghaz 国会議事堂)
へ行き、午後はバスでブダペスト市内へ戻る。
ブダ城に続く通りで下車して少し遅いランチ。
幾つもの観光客のグループに出会うが皆白人
の団体客で日本人やアジア系はほとんど見か
けない。マーチャーシュ教会に入る。撮影は禁
止されている。
「もしもし帽子は脱いで下さい」
と肩を叩かれて、初めて自分が野球帽を被っ
たままだと気付いた。3年前のイギリス・ツアー
の時のヨークの大聖堂を思い出した。
(MATYAS TEMPLOM マーチャーシュ教会)
13世紀後半、に建てられたマーチャーシュ教会の正式 名は「聖処女マリア教会」と言う。15世紀にこの教会の シンボルの尖塔を増築しているマーチャーシュ王から今 の呼び名があるという。 私が撮った左の写真は実は手前の立派な建物はヒルト ン・ホテル。奥の尖塔がマーチャーシュ教会である。 |
(HALASZBASTYA 漁夫の砦)
ブダペスト城の一角、漁夫の砦へ上がる。ガイドブックで
よく見ていた円錐形の傘になった建物が三つ,四つと立ち
並ぶ。眼下はブダペスト市内が一望され、ドナウ川が蛇行
しながらゆっくりと流れている。その対岸はぺスト地区で正
面に一際大きな建物がハンガリーの国会議事堂である。
天候が今一つで大きな空はどんよりと曇り街全体が薄
暗く広がっている。写真には青い空と明るさが欲しい。
(Szechenyi lanchid 鎖橋)
バスに戻りブダペスト城を下る。有名なチェーン・ブリ
ッジ、鎖橋を渡って町中の英雄広場に出た時は4時
近かった。次第に雨がきつくなり傘をさしてバスを降り
たものの、ゆっくりガイドの説明を聞いてる状況ではな
くなってきた。
最後のコース聖イシュトバーン大聖堂の前では更に
降りはきつくなってきた。大聖堂まではバスを出て駆け
込めない距離ではなかったが、見学は希望者のみと
なり私はバスに居残り組に入った。
ブダペスト・ホテルには6時半に戻ると、添乗員の話 では 45分後の7時15分にはショウに出発と言う。バスは30分近く かけて郊外の一軒屋のレストランに着いた。『フォークフロアショウと ハンガリー名物料理グヤ―シュ <煮込みスープ>の夕べ』 チョッと暗いレストランの入り口では楽器を奏でる音楽とき つい匂いで、痺れるような舌触りのグラスで迎えてくれた。 聞けばパリンカと言う42度の果実酒だと言う。 我々ツアーの16人が長いテーブルに向かい合って座り、 しばらくするともう一列のテーブルにはスペイン人らしい 団体がドッと入ってきた。8時から一時間半ほどの間、小 さい正面の舞台にはバイオリン引きやハンガリー民族服 の男女が入れ替わり現れては踊った。丁度ロシアのコザ ックダンスのような踊り。 |
民族服を着たウエイターは1メートルもあるガ
ラスパイプの柄のついたワインボトルで巧み
に赤ワインを陶器のグラスについで回った。
何十センチも離れた上からワインがグラスに
注がれるのを見てお客の拍手がおこった。
小さなグラスと違って底の広い陶器にたっぷ
りと注がれワイン好きには堪らない。